FROM ARABAKI PROJECT

開催終了にあたって

参加頂いた全ての皆様

ありがとうございました。

まず、HANAGASAステージのPAトラブルによる
時間の大幅な遅れについて、特に27日にHANAGASAへご来場の皆様
ご出演頂きました皆様に深くお詫び申し上げます。
そして、PAトラブルを寛大に受け止めて頂いたご出演者陣に感謝致します。
スタッフ一同、来年以降の大きな課題として受け止め、改善に努めます。

今年見受けられた様々な改善点を洗い出し、来年春の開催に挑みたいと思っていますので
お気付きの点があれば是非ご連絡を下さい。

殆どの皆さんが、会場の内外の状況を受け止めて頂きながら
各々が楽しみたいというお気持ちのもと、参加頂けていることを随所で感じていました。

とても嬉しく誇りに思います。感謝致します。

皆様へのお願いとして、これからも永くアラバキを続けていける為にも
更に様々な状況への自己管理をお願い出来れば助かります。
特にライブ中に発生した盗難事故について、所轄警察及び会場側と協議しながら
警戒を強めて参りますが、皆様も自己管理を更に強化頂くことで盗難問題に
一緒に向き合って頂ければ幸いです。

例年以上に過密なスケジュールながらも
沢山のスタッフのお陰で
大きな事故なく終演させて頂くことが出来ました。

物凄い仕事量を抱えながらも乗り切ってくれたGIPの皆さん
お疲れ様でした。ありがとうございました。
また、GIPが手一杯な状況に代わって助けて下さった沢山の
代打の方々に感謝致します。

ステージスタッフの皆さん、毎年仕事の枠を超えて助けて下って
本当に感謝しています。

川崎町の皆様、国土交通省・みちのく公園管理センターの皆様
今年も多大なご理解ご協力に感謝致します。

そして、震災の影響があり、万全な環境をご提供できないながらも
寛大にご理解頂き、素晴らしいライブを観せてくださったアーティストの皆様に
敬意を表したいと思います。

夏にしか味わうことが出来ないものも沢山あったのですが
やはり、春のアラバキが僕は好きです。

なので、夏の開催は今年が最後です。

アラバキは、今年の開催を経て尚更
東北を代表するフェスティバルであることを背負い
開催を継続し続ける時が来たのだと感じています。

東北人気質から遠慮がちに思って来ましたが、
遠慮している場合ではないのだと思います。

 

この文章を書きながら3日間で観た沢山のステージを思い出しています。

本当に凄いライブばっかりだった。

今年、東北の為に頂戴した、全てのライブに感謝し
必ず、東北の未来への原動力にしたいと、そう思います。

GTGGTR祭でギターハウスフレットさんが作ってくださったオリジナルギターに
セッション参加者がサインを書いて下さったものを、
ステージでバイン田中くんから発表があった通り、
後日、チャリティオークションを行い
そのオークションのお金は、震災で孤児となった子供達の為に寄付します。

そして、
池畑さんがARABAKI BLUESの記念として
昔から愛用されているバスドラムのヘッドに
セッション参加者全員のサインを入れて、プレゼントして下さいました。
アラバキの大切な宝物とし、苦しいときは拝みながら
未来へ繋げるエネルギーに変えたいと思います。

28日の夜、打上げの席で、とあるロックの師匠から
「1000年続けるつもりがあるのか!」との問いに
自分が生きてる間なら・・など弱気に思っていましたが
一夜明けて、改めて、1000年続けたいし、続いて欲しいと心底思います。

お祭りが1000年続く為に、まず、
素晴らしいロックに出会い続けることと
ロックからもらった感動を子供達に伝えていくことが大事だと思います。

そんなことを目標に
これからも、スタッフ一同ARABAKI ROCK FEST.頑張ります。

これから、益々忙しくなりますね!!

2011年8月30日
ARABAKI PROJECT/GIP

菅 真良

荒吐とは・・・

「荒吐族」は、こと東北において勢力を伸ばし、
平和と東北の尊厳を守る為に君臨した部族だといわれている。

その最も有名な人物が、「アテルイ」である。
アテルイは時の中央である大和朝廷の征夷大将軍・坂上田村麻呂と戦った勇士として歴史に名を刻んでいる。
大和朝廷は全国を制し、各地の部族の敗北だけがいままで伝えられてきた。

しかし、アテルイ没後1200年を迎えた今、新たな見解として、
「アテルイ=東北」は時の中央に勝利した、という説が浮かび上がってきている。

アテルイの戦いに隠された謎は今になっては闇の中ではあるが、
この東北の歴史を照らす一筋の光がARABAKI ROCK FEST.の源流となっている。

このアラバキという言葉には、
平和と自分達が生きた地を、心から愛した「荒吐族」の大きな想いが込められている。
歴史と文化そしてロックの融合の中から、郷土独自の文化や人間性を全国へ発信する為に
更なる未来へ向かって創造的な生き方を目指した『祭』をこの地東北に築く為に、
ARABAKI ROCK FEST.は生まれた。

「荒吐族」のロックなスタンスと、ロックから生まれる「ARABAKI」のエネルギーと共に。

ARABAKI ROCK FEST. を応援して下さっている皆々様

正式な開催発表にだいぶ時間が掛かってしまい
そして、ご心配をお掛けし申し訳ありません。

本日、ようやく、正式に開催詳細を発表出来る運びとなりました。

この場をお借りし、川崎町役場の皆様、
国土交通省・みちのく公園の皆様のご理解、ご協力に感謝致します。

また、8/27(土)、28(日)に開催調整を行わせて頂いた際に
快くご調整ご協力頂きました、全国の音楽関係者の皆々様へ心より感謝致します。

開催を決定していながら、日程や内容の変更を決断して下さった
全国各地の音楽フェスティバルの主催者の皆々様への感謝の気持ちを込め
ARABAKI ROCK FEST.にとって、恐らく最後の夏開催を存分に創り上げたいと思っています。

ARABAKI ROCK FEST.11が夏に延期をする証として
毎年、ARABAKI ROCK FEST.のテーマロゴマークをデザインしてくれている板垣くんが
素敵な夏ロゴを作ってくれ、ロゴに「夏ノ暑サニモマケヌ」という言葉を
加えて欲しいとリクエスト致しました。

その素敵なロゴマークの真ん中に
関係各位の皆々様より、一言メッセージを頂戴していきます。

「ARABAKI ROCK FEST.11 夏開催へ向けたメッセージ」
ARABAKI ROCK FEST.11の開催を絶対に忘れないために。
これから永く続いていくARABAKI ROCK FEST.で
毎年、僕達が出来る範疇で、東北を応援し続ける為に頂戴する皆様からのメッセージ。

まずは、川崎町 佐藤昭光町長、そして
国営みちのく杜の湖畔公園 白浜浩事務所長からスタートです!!

2011.6.6
ARABAKI PROJECT/GIP
そして、東北で生まれ育ったことを誇りに思い続ける男

菅 真良より

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